能とは、独特な表現様式をもつ日本の伝統古典演劇である。ストーリーの土台を、多く日本古来の伝説や神話に求め、テクストの文体は、掛詞などの連想的かつ隠喩的な和歌の修辞技法を駆使した詩劇といえる。


2001年より開始したプロジェクトHELENAでは、能の古典物語を、映像によって現代の物語として作品化することを目的としている。古典のシチュエーションを現代的にアレンジ、もしくは原典の忠実な翻案化を目指すのではなく、原典から独立した現代のヴィジュアル・ストーリーとして、言葉を介さない映像物語としての姿を、作品に与えている。


能のテクストを貫く修辞技法を映像編集の手法として取り入れ、ダンサーの身体表現やグラフィック・イメージといった断片的で抽象的なカット映像が、隠喩的な躍動によって紡がれながら、理知的ではなく感覚的なある種のストーリー性をもつ《言葉なき物語》、それがHELENAの映像作品である。

« TOKYO MON AMOUR » tokyomonamourjp.html
« Vita Nova » vitanovajp.html
« Interfuit » interfuitjp.html
« Epiphania » epiphaniajp.html
2003年/日仏/18分/フィクション/カラー/ステレオ/4:3/DV NTSC/豊島由佳
出演:松尾尚司、武部磨美
音楽:Mathieu MARTIN
2004年/日仏/18分/フィクション/カラー/ステレオ/4:3/DV NTSC/豊島由佳
出演:松尾尚司、Mié COQUEMPOT、松本充明
音楽:Mathieu MARTIN
2009年/日仏/フィクション/14分/カラー/ステレオ/4:3/DV NTSC/豊島由佳
出演:松尾尚司、丹羽真矢
音楽:PIRAMI
撮影協力:松本充明
Menumenujp.html
« Epiphania » epiphaniajp.html
« TOKYO MON AMOUR » tokyomonamourjp.html
« Interfuit » interfuitjp.html
インスタレーション & パフォーマンス Insta-perfojp.html
2002年/日仏/18分/フィクション/カラー/ステレオ/4:3/DV NTSC/豊島由佳
出演:松尾尚司、玉内集子、北山徹子
音楽:Mathieu MARTIN
写真:イエハラトキオ
協力:西内麻衣子
古典から生まれる、現代の映像短編集
HomeYuka_TOYOSHIMA.html
Worksworksjp.html
Portraitportraitjp.html
クリエーション
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コラボレーションcreationjp.html
« Labrys »labrysjp.html
2010年/仏/フィクション/12分/カラー/ステレオ/16:9/HDV/豊島由佳
出演:竹井豊、世古口亜綾
音楽:« Peaux » extrait de “PLÉÏADES” interprété par Les Percussions de Strasbourg
« Labrys » labrysjp.html
« Vita Nova » vitanovajp.html
HELENA
Nuit Blanche 2010 正式プログラム/アソシエーション・プロジェクト
2010年10月2日(土)19時~翌朝7時
会場:Enceinte de Philippe Auguste / TEP Jardins Saint Paul - 9, Rue Charlemagne 75004 Paris 
インスタレーション技術監督 : Nicolas Barraud
Nuit Blanche 主催:パリ市
プロジェクト支援:笹川日仏財団、公益財団法人 野村財団、Panasonic France S.A.S.
© Déborah Lesage/MAIRIE DE PARIS
映像作品
空間作品
Nuit Blanche Paris 2010 / « HELENA » Installation & Projection VideoInsta-perfojp.html
Installation - Performance : « ∫ » Insta-perfojp.html
クリエーション2004年/於パリ日本文化会館/20分
パリ市海外文化週間参加行事 « Dance and media, Cultural Mix from Tokyo » 内にて上演
コンセプト/アーティスティック・ディレクション:豊島由佳
振付:松尾尚司
出演:松尾尚司、松本充明、丹羽真矢
音楽・アニメーション・技術:Mathieu MARTIN
照明:佐野裕子